校長あいさつ

 

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 羽生ふじ高等学園は埼玉県初の特別支援学校高等部単独校として、平成19年に開校しました。以来本校の生徒は様々なことに挑戦してきました。合唱ミュージカル「ライオンキング」の上演、生徒が実習で作った農産物をイオンモールでの販売会や熊谷市の八木橋デパートでのメロンの販売、更に現場実習や花壇の管理など様々な活動行うことによって地域に根付いた学校として発展してきました。羽生ふじ高等学園のこうした取り組みは生徒の成長や満足感に繋がっています。そしてそれが生徒の「生きる力」になっています。本校の多くの卒業生が就職し社会で活躍していられることからも、こうした本校の取り組みが社会から高く評価されていることが実感でき、これはうれしいことです。

 さて、本校の校長室には、どなたかにいただいたのかわかりませんが、南アルプスの地蔵岳を映しこんだ富士山の遠景の写真が飾ってあります。寄贈してくれた方の鳳凰三山縦走時の写真だと思われますが、おそらく校名の「ふじ」と語呂合わせして、富士山のように「堂々と美しく大きく成長しなさい」という意味だと考えられます。

 登山の楽しみは様々あると思いますが、本校の生徒にもいつも言っていることですが、「登った人にしかその風景は見られない」ということがあります。1合目には1合目の風景、5合目には5合目の風景、頂上には頂上の風景があります。誰でも頂上の景色が登頂の満足感も手伝って一番いいと思うと想像できますが、そこに達するためにはそれなりの努力が必要です。これはスポーツの大会にも言えることで、「勝った者にしか見えない風景がある」のです。それは周囲の祝福だったり、賞賛の声だったりするかもしれませんが、いずれにしてもそこに達するためにはそれなりの努力が必要です。このことは世の中の全てのことに言えることで、まさに「努力なくして栄冠なし」、「努力なくして満足なし」です。

 羽生ふじも揺籃期を過ぎ、安定した学校となってきました。充実した教育環境のもとで、生徒も職員も今までの実績に加えて、新たに挑戦できることに取り組み、更なる高みを目指して頑張る時です。

 本校の生徒の皆さん、そしてこれから本校への入学を目指す皆さん。本校で一緒に「頂上」を目指して新たな挑戦に挑んでいきましょう。

 

埼玉県立特別支援学校羽生ふじ高等学園 校長

    小林 幹弥